冬の西洋芝の芝刈り・低い軸刈り・芝生が黄化しない理由 トールフェスクでさえ2mmの底刈りが出来る手入れ方法と黄化防止策改善策三種混合のロール芝でのデーター |
2008年1月26日の黄化部分の写真画像 週1回 12mmでの芝刈りの全景 |
1月26日の黄化部分。密度が悪く倒れて いる状態 |
1月26日の黄化部分のUPの写真画像 葉が全体的に寝て枯れが進行中 |
1月26日の元気な生育部分の写真画像 晩秋の追い蒔きを行った施工例。 |
1月26日の元気な生育部分の近距離画像 密度が有り良好。 |
1月26日の元気な生育部分のUP |
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軸刈り?前の生育の良い部分1cm未満 冬でも黄化しないトールフェスク。他の 刈り込んでいない場所は葉が広いまま |
2月8日の画像。底刈りの緑化向上部分 前日の殺菌剤Aと微量要素Kに反応有り 元気な部分は環境{気温や地温}に従う? |
底刈り後の生育の良い部分2mm未満 ここまで芝刈りしても黄化しない 古い芝にも関わらず新葉は発芽時の如く |
11月 |
第1週目 | 第2週目 | 第3週目 | 第4週目 |
尿素uあたり3g 液肥250倍の希釈率 有機肥料uあたり100g |
尿素u3g 液肥250倍 完熟堆肥u150g |
尿素u3g 液肥250倍 有機肥料u100g |
尿素u3g 液肥250倍 |
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11月までの液肥はuあたり2リットル位散布しても良いだろう 完熟堆肥・有機肥料やリン酸・カリ肥料・ケイ酸肥料等の単独肥料の施肥攻勢は黄化対策には重要 但し、湿気のある庭での液肥過多は、冬場フザリウムを発症させるので注意が必要 肥料不足の黄化はこの時期から発生するので早期に対策を講ずるべし 生育障害による葉枯れが見受けられるようであれば施肥は即中止し微量要素を投入して 裸地化を防ぐように。薬剤にも好転の兆しが無い場合は窒素過剰による根焼け?かも知れない しかし、このくらい極限の施肥攻撃をすると冬の黄化は底刈り{2o}にしても無縁になるだろう また害虫や病気が多発する可能性が高いので殺菌剤や殺虫剤の準備は、お忘れ無きように |
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12月 | 第1週目 | 第2週目 | 第3週目 | 第4週目 |
尿素uあたり3g 液肥250倍の希釈で 完熟堆肥uあたり100g |
尿素u3g 液肥250倍 |
尿素uあたり3g 有機肥料uあたり100g |
尿素u3g 液肥250倍 |
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葉色が薄い場合は刈り込まぬ方が得策。枯れる恐れがあり芽数減少があれば、カリ肥料散布で 様子を見ながらの対応を。究極の尿素使用事例だが結果は最悪には成らない現場の写真 |
症状別管理 | 刈り高 | 秋の播種 | 踏圧ストレス | 芝生の密度 | 葉の広がり | 緑化状況 | 施肥 |
これでも黄化しない管理 | 2−8mm | 追い蒔きをする | 普通の芝庭使用 | 密度は上がる | 細葉で元気 | 良好 | 晩秋に頻繁な液肥散布 |
これでも黄化する管理 | 15mm以内 | 行わず | 日に8人で10日間 | 密度は無し | 広葉で粗い | 黄化 | 週1回 u1リットル |
底刈りのメリット | |||||||
黄化部分の解消 新芽の細葉 グリーンのような感触が味わえる | |||||||
底刈りのデメリット | |||||||
肥料不足等の場合は黄化の更なる進行 凍害の増長で殺菌剤が必要になるかも 分けつが少ない芝だと新芽の細葉も柔になり縮れて衰退する |
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根からの吸収が出来ぬ時期の葉面散布にどれほどの効果があるのか疑問。冬期の場合当方でのデーターでは ジョーロ散布とホボ変わりは無い結果。時間のかかる噴霧器での作業を妄信している方も多いハズ、検証あれ |
天気予報には充分配慮が必要。特に寒気の来襲時と氷点下0度を切る気温時には底刈りを控えるべきだろう 2009年度正月の13日までは15oカットでも絶好調だったのだが、天候を無視したせいで見事に黄化 冬でも刈り止めは必要無いが芝刈りをするならば、せめて暖かな日を選び行いたいものである |
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2008年 1月27日製作 グーグルにて2月4日でTOP掲載
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