西洋芝の更新作業2012年度春の作業
エアレーション・サッチング・施肥{完熟堆肥・尿素・カリ剤・ケイ酸}肥料及び農薬散布 
最終更新日 2014 8月22日 写真サイズ180×135 現場 千葉県柏市 ケンタッキーブルーグラスのソッド施工ロール芝仕上げ
2012年3月8日 大庭の現況 8日 西洋芝の更新作業前の小庭 8日   先月までの管理状況
2012年3月8日 朝から雨
昨日G+カリ剤+液肥+オルトラン散布
黄化も解消し回復傾向にあり
3月8日 ミミズの糞塚急増する
昨日15mmで刈り。マシーンの試運転
につき15mmでサッチングする
3月8日 
サッチング後に完熟堆肥を散布する
この後はホウキで良く馴染ませる
3月14日の雪の片付け後の画像  22日 スマホでズームUPを見れる 30日 作業中の写真
3月13日
大庭15mm小中庭12,5mmで芝刈り
TG前面散布。中庭5mmでサッチング
14日 大庭二度目のエアレーション
110uで3時間の作業
15日 中庭のエアレーション+堆肥
全庭に尿素5g+カリ剤2g+液肥散布
3月21日
大庭15mm小中庭12,5mmで芝刈り
K+液肥。緑化良好、小庭にミミズ糞塚
22日 
大庭サッチング。小庭共に
完熟堆肥+浸透剤+オルトラン散布、
中庭には有機微量要素類の液剤
3月28日
大庭15mm小中庭12,5mmで芝刈り
L+液肥+過リン酸石灰+椿油粕
29日
中小庭に播種。全面にキトサン散布
30日
エッジ処理。目土入れ
4月10日 桜満開 4月17日の画像 4月25日の作業内容
4月3日 冬の台風?大荒れ強風
4日 有機微量要素類の液剤
7日 大庭15mm小中庭12,5mm
TF+S+尿素5g+カリ剤2g+液肥
施工一年過ぎのロール芝の密度
10日全面12,5mm刈り+液肥+PW
17日 大庭15mm小中庭12,5mm刈り
TG+液肥 フォーキングの効果有り
軟弱化を防ぐ
21日 大庭15mm小中庭12,5mm
G+尿素5g 
ミミズ糞塚30箇所以上出没 
24日 大庭15mm小中庭12,5mm
カリ剤+液肥 
25日 
完熟堆肥+スミチオン
モミの木のアンダープランツの
仕立て直し 
5月12日の作業 26日 定例刈り大庭15o小中庭12,5o 6月11日 4日に散水変更20・15分
5月1日 定例の刈り込み+PW
7日 定例刈り+カリ剤+液肥+TH
3月末の播種が今回発芽生育確認
12日芝刈り+TD+オルトラン+カリ剤
17日 定例刈り+L+液肥+尿素3g
21日 定例刈り+K+液肥
26日 定例刈り+TG+カリ剤+液肥
30日 定例刈り+T+液肥 カス減少
4日 定例刈り+G+液肥+尿素3g
11日 定例刈り+PN+液肥
カリ剤+有機肥料B+スミチオン
砂場の砂に埋もれ枯れる寸前の症状
30日 散水を毎日に変更 7月18日 バラの下の病班部分 7月23日 食害虫被害拡大
15日 定例刈り+L+液肥
23日 定例刈り+TG+カリ剤+液肥
26日 殺虫剤D+追い蒔き 食害
30日 定例刈り+T+液肥+尿素5g
水不足によるヘルミント発症
薔薇の植栽により散水不能部分や
雫の落下による病気の発症が多発
3日 大庭17o小中庭15o刈り
PN+大庭コンブ+カリ剤+微量要素
9日 定例刈り+S+K+液肥
前日まで雨な為にミミズ糞塚大発生
14日 定例刈り+T+液肥+カリ剤
18日 大庭20o小中庭15o刈り
TG+液肥。例年同様バラの直下部分
23日 大庭20o小中庭15o刈り
サプロール+S+カリ剤+液肥 
食害被害の見極めは、症状の部分が
周囲の草丈よりも低いので判別できる
不定形に芝刈り?をした感じに近い
28日 大庭20o小中庭18o刈り
KS+T+液肥。ダラースポット発症
8月2日 写真はヘルミントスポリウム 29日 広がりつつある炭そ病 9月12日 踏み荒らされた病班
1日 大庭23o小中庭20o刈り
D+尿素+液肥+殺虫剤D
2日 PW。病状が拡大中?画像は
歩行伝播で病状が悪化している部分
7日 大庭23o小中庭20o刈り
カリ剤+液肥+B。ピシウム・葉枯病
炭そ病等の合併症が発症中
10日 PW+オルトラン大+椿油粕
15日 大庭23o小中庭20o刈り
K+液肥。
20日 大庭23o小中庭20o刈り
G+スミチオン
25日 定例刈り。D+カリ剤+硫安2g
29日 定例刈り。L+TF+液肥
9月3日定例刈り、途中雷と豪雨有り
中庭PW+殺虫剤D+尿素+液肥
大小庭G+殺虫剤D+液肥
8日 定例刈り、B+液肥、また雨
12日 定例刈り、TF+液肥+カリ剤
粒状ミネラル肥料
18日 定例刈り+S+ケイ酸アルカリ 
 9月26日 秋の更新作業開始  10月10日 前日の殺虫剤の効果   10月25日 ずいぶん荒れ果てて
24日 大庭17o小中庭15o刈り
B+カリ剤+液肥
26日フォーキング+有機微量要素3
エアレーシュンに4時間の労働これは
その後の完熟堆肥やケイ酸肥料と
同様に秋の緑化には必須条件
冬に備えての肥料攻勢も大切な作業
29日 大庭17o小中庭15o刈り
リン酸顆粒肥料
10月3日 補修・目砂作業
5日 大庭17o小中庭15o刈り
尿素3g+カリ剤+K
6日 完熟堆肥散布・後日緑化確認
9日 15o刈り+殺虫剤K+ようりん
10日 目砂作業。食害虫捕獲する
初確認シバツトガが14匹飛び交う。
12日 15o刈り+S
13日播種・目砂作業・シバツトガ飛ぶ
15日15o刈り+殺虫剤S+S+液肥
16日土壌改良剤の海藻アミノ酸
19日15o刈り+G。シバツトガ飛ぶ
20日目砂+播種修理。シバツトガ飛ぶ
22日目砂+播種修理+雑草処理
25日15o刈り+ケイ酸肥料
26日カルフォス+尿素3g
30日17o刈り+カリ剤+S。播種補修
31日完熟堆肥
11月5日 緑化良好傾向にあり  11月19日  11月28日 
11月5日 大庭20o小中庭17o刈り
液肥+G
10日 大庭20o小中庭17o刈り
尿素+ケイ酸+カリ剤+B
14日 大庭20o小中庭17o刈り
S+スミチオン
19日 大庭20o小中庭17o刈り
20日 完熟堆肥+カリ剤3g+TG
27日 大庭20o小中庭17o刈り
28日 プロテクトメートWDG
大庭と小庭の一部に発芽不順と
動線上の踏圧により消える
12月11日 ミミズ糞塚が相変わらず 18日  パーフェクト管理の事例 28日 管理終了日
12月5日 大庭20o小中庭17o刈り
 K+カリ剤+ケイ酸
10日 大中小庭20o刈り+S
尿素+スミチオン
11日 完熟堆肥
18日 大中小庭20o刈り
プロテクトメートWDG。
21日 有機リン酸肥料+殺虫剤K
日陰部分は生育停止の様相
明日は雪との天気予報
28日 大中小庭20o+S
遠目で見ると若干黄化の兆し?
今夜からの雨に期待と望みを
今年は例年より寒さが厳しいようで
西洋芝の管理もまた諸行無常
2013年 7月18日 末期症状 7月24日 延命治療に託す  
 
7月18日 講習の為に訪問する。
春先の更新作業無し・潅水不足
殺菌剤・殺虫剤・各種肥料散布無し
葉枯病・ピシウム・ダラースポット
炭ソ病・害虫等の発症有り
芝刈り機の刃調整不備
不定期な芝刈り回数故の成長点UP
一気刈り・酸性値4と云う土壌。
全滅しなかったのが不思議な位の様子
小まめな管理を望むしかない。
7月24日 先日の殺菌剤や肥料
散布の効果があり多少回復傾向に
但し成長点のUPは簡単に治す
術も無く長期の修正作業が必要。
引き続き殺菌剤や殺虫剤の散布は
必須であり、夏でも低温時で
あれば肥料散布は行なうべき。
まだ人で言えば集中治療室に居る
状態であり目を離せない状況には
変わりないので注意深い観察を願う 
 
ソニーらしさの{ルールを変えよう}やホンダらしさの{試そう}は
芝作りには、どの道共通の指針だと認識している


自動散水スプリンクラー調整表2012年度
  散水日  開始時刻 水量
大小庭・中庭
備考
 1・2・3月 正午 8分・4分 管理上週に1−2回の潅水有り
4月 朝6時 10分・5分 管理上週に1−2回の潅水有り
5月 土・火 朝6時 10分・5分 散水日を増やす
5月26日 土・火 朝6時 15分・10分 増水する
6月4日 土・火 朝6時 20分・15分 増水する
26日 月・水・金 朝6時 20分・15分 散水日を増やす
7月1日 毎日 朝6時 20分・15分 ヘルミント発症の為に変更
3日 毎日 朝6時 15分・10分 軟弱傾向の為減水する
9日 毎日 朝5時 12分・8分 軟弱傾向の為減水する
14日 毎日 朝5時 18分・12分 病害発症?の為に増水
18日 毎日 朝5時 25分・20分 病害拡大?の為に増水
23日 毎日 朝5時 30分・25分 病害拡大?の為に増水
8月2日 毎日 朝5時 35分・30分 連日35度を超える
25日 毎日 朝5時 25分・20分 病状悪化・まだ連日35度を超え
29日 毎日 朝5時 30分・20分 中庭の水量は良好のようである
9月8日 毎日 朝5時 20分・15分 雨天続きの為に
24日 毎日 朝5時 15分・10分 秋バージョン?
26日 毎日 正午 8分・5分 秋バージョン
10月25日 月・水・金・日 正午 8分・5分 冬バージョン
11月5日 月・金 正午 8分・5分 冬バージョン
19日 正午 8分・5分 冬バージョン
12月10日 正午 5分・5分 冬バージョン
例年は朝と昼の2度散水をしていたが、1度の今年でも
病害は出るのである。唯今年の食害虫被害は甚大

殺菌剤の紹介
殺菌剤の商品名薬品名 有効成分名 系統名 価格 登録病害
ピシウム菌  赤焼け病  ピシウムブライト等に効果があるとされている農薬
 グリーンビセットDF  ホセチル   77%  有機リン系 1s ¥5150 ★ 赤焼け病ピシウム 要展着剤
 アリエッティ {登録外}  ホセチル   80%  有機リン系 500g ¥2080 要展着剤
 プレビクールN液剤  ホセチル
 プロバモカルブ塩酸塩
  1L ¥10320  ピシウムブライト
 プロテクメートWDG  プロビレンビスジチオカルバミン酸   2s ¥12600  ピシウム・藻類・炭疽病
ダラ−スポット・ブラウンパッチ・ヘルミントスポリウム炭そ病
 カシマン液剤  イミノクタジン酢酸塩 5%   1L ¥2100 ★ ダラースポット炭そ病
  
ヘルミントスポリウム葉枯病
 トライアンフ水和剤  フルトラニル       40%
  メトコナゾール      8%
  800g ¥10000 ★ ダラースポット
   炭そ病ブラウンパッチ
 ロブラール  イプロジオン 50%  ジカルボキシイミド 500g ¥5465 ★ ブラウンパッチ
  ダラースポット・葉枯病
 トップグラスドライフロアブル  チオファメートメチル 70%  ベンゾイミダゾール系 1s ¥4950 ★ ブラウンパッチ炭そ病
  葉枯病ダラースポット立枯病
 トップジンM {登録外}  チオファメートメチル 70%  ベンゾイミダゾール系 250g ¥1345  
 バナーマックス液剤  プロピコナゾール  14,3%   500cc ¥ ★ 炭そ病・ダラースポット・サビ病
 バリダシン液剤  バリダマイシンA  抗生物質 500cc ¥3000 ★ ブラウンパッチ
 タフシーバフロアブル  ペンシクロン   15%
 テプコナゾール  10%
 尿素系 1L ¥7900 ★ ブラウンパッチ・炭そ病
  ダラースポット・葉枯病
 サブロール  トリホリン  EBI剤 500cc ¥5050 ★ サビ病・フェアリーリング

合併症の病気を考察
殺菌剤の予防散布を心がけながら、あらゆる病気を想定して対応していけば
下記のように状況を軽減し回復する事は可能。

8月2日 人が広げた足型病班痕 8月7日 スプリンクラーの欠点が要因 8月7日 花や木による雫が要因
8月2日 23oでカット後
動線上に広がりを見せた病班
この時点ではピシウム・葉枯病
炭そ病・ダラースポットを疑っている
8月7日 23oでカット後
動線上に広がりを見せた病班
この時点では害虫による食害
炭そ病・ダラースポット・葉枯病の疑い
8月7日 20oでカット後
花壇の花とバラによる通年の障害
この時点ではピシウム・葉枯病
炭そ病・ダラースポットを疑っている
8月15日 ボイラーの熱気も要因 8月15日 散水不足も一要因 8月15日 花壇優先の為に策は無し
8月15日 23oでカット後
ピシウム・炭そ病の疑いが濃厚
ただその他の病気もあるようだ
8月15日 23oでカット後
害虫・炭そ病・葉枯病の疑い濃厚
その他も可能性有り
8月15日 20oでカット後
ピシウム・葉枯病・炭そ病の疑い濃厚
勿論その他の可能性も有り

合併症の治りにくい症例
通年地下にある温水プールのボイラーの熱風が停滞し、また庭への通路であるが為に
病害発症の場合には、歩行による伝播が著しい原因の場所{出入り多数の業者さんも一要因}
西洋芝上の歩行基本概念は専用の履物による歩行に限りダメージが軽減する
さらに病気発生時には歩行禁止は必須
{無視をした結果が下記の状況を生む}
9月3日 理由無き症状? 9月18日 散水器電池交換  9月24日 ようやく回復への兆し
9月.3日 病状の形に疑問有り
靴型に出る病気などは無いハズ
歩行による動線上の病気伝播
9月18日 益々拡大傾向に有り
歩行禁止にしない限り、この状態の
回復は見込めないのが答えのようだ
9月24日 秋の生育シーズンに
助けられ、アルカリ肥料の御かげか
それとも殺菌剤の効果?検証中

放射能対策で少しでも軽減出来ればとの考察での資材選び
大震災の4ヶ月前からの工事管理と2012年度の夏越し作業工程の様子が見られます

  主力資材の名称 その他の関連資材の名称 効果 
土壌改良剤  パームキューライト・ゼオライト・ベントナイト ピートモス・パーライト  セシウム吸収抑制 
元肥 ケイ酸・完熟堆肥・海藻ミネラル・リン酸顆粒 その他有機肥料 セシウム低減
追肥 同上の肥料+尿素・カリ剤・有機リン酸液肥・ケイ酸 クエン酸・キトサン・硫安 ダメージ回復 
黄化解消 完熟堆肥・ケイ酸・有機リン酸液肥・クエン酸 ケイ酸・尿素  黄化改善
 夏・冬越し 完熟堆肥{冬}・クエン酸・尿素・カリ剤・ケイ酸  有機リン酸液肥 安定生育 

西洋芝を普及する為に相談事等のサポートを承っております。



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FAXでの依頼 048ー854ー2765 TELと兼用になっております

2012 3月8日作成    マスターガーデナージャパン
1ヤード91,44cm{約半間} 1フィート30,4cm{約1尺} 1インチ2,54cm
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